(root) > 第0x08話 jkbot > [11] 下手な鉄砲も
【1コマめ】
（翌日）
aki「一応，何かしらの返答ができるようにはしてみた．」
navel「おー，すごい！」
【2コマめ】
aki「でも，これで本当にチューリングテストにパスできるの？」
navel「それについてはちゃんと戦略を考えたよ？」
aki「ほう？」
【3コマめ】
navel「別にチューリングテストの回数に制限はないでしょ？」
aki「まあ……」
navel「つまり，正しく返答する確率をp，判定者1人当たりのやりとりの回数をNとすれば……」
aki「……さては！」
【4コマめ】
navel「そう！ (1/p^N)回チューリングテストすれば，1回くらいは偶然うまく会話できると思うの．」
aki「まるで『この絵で宝くじが当たりました』って体験談が載ってる広告(※8)みたいだな．」
説明
※8 「この絵で宝くじが～：“幸運を呼び込む○○”とかいう商品は，買った人が大勢いればそのうち何人かは偶然にも宝くじが当たるかもしれない．
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